2026

上演作品紹介

第225回例会 命どう宝
(2026年9/21~9/24)

★戦後10年。沖縄北部の離島・伊江島。米軍の強制接収で家も土地も奪われた農民たちは、阿波根昇鴻を中心に、座り込みを中心に徹底した非暴力の抵抗運動を展開していた。一方、瀬永亀次郎は米軍からの圧力を受け、知事選で落選。瀬永は阿波根に「島ぐるみで...
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第224回例会 ミュージカルピエタ
(2026年7/27~7/29)

★30歳になる永井友子は大手出版社で女性誌の副編集長を任せられていた。友子の母は24年前、駅で友子を捨てたきり音信不通のままだった。「いい子であれば帰ってくる」を信じて優等生になった友子。戻ってこないことに心を蝕まれ、ついに母を探し出したの...
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第223回例会 帰還不能点
(2026年6/2~6/4)

★各官庁・陸海軍・民間の30代若手のエリートが集められ開設された総力戦研究所は、内閣直轄の教育機関。舞台は戦後、元メンバーが、亡くなった仲間の妻が営む居酒屋に集まる所から物語は始まる。劇中劇という形で1人の人物を代わる代わる演じる演劇的仕掛...
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第222回例会 あかんべえ
(2026年4/22~4/24)

★ふね屋の一人娘おりんは高熱に倒れ、死の淵をさまようが命をとりとめる。その日からおりんには、この五人のお化けたちが見えるようになった。おりんと語らう中で、お化けたちが留まっている原因が分かってくる。ちょっとしたミュージカル仕立てと、宮部みゆ...
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第221回例会 グレイクリスマス
(2026年1/14~1/16)

★敗戦の年のクリスマス。進駐軍の将校クラブに母屋を接収され、離れに追いやられた五條伯爵家。天皇は人間になり、華族制度は廃止。路頭に迷って自殺を図る生活力のない当主の五條、戦犯裁判にかけられる弟、ヒロポン中毒の息子らの中で、女たちはたくましい...