船橋市民文化ホールでお芝居を観るなら会員制のNPO法人ふなばし演劇鑑賞会へ!

2025

第220回例会 猫、獅子になる
(2025年11/25~11/27)

★主人公の美夜子は中学時代より30年以上引きこもり生活を送っている。母親は限界を感じ、次女の朝美に助けを求める。姉の犠牲になって思春期を過ごしてきた朝美の心中は複雑だが、夫と娘の理解と支えにより、美夜子に手を差し伸べていく。宮沢賢治の「猫の...

第219回例会 夜の来訪者
(2025年10/1~10/3)

★娘の婚約者を迎え一家団欒の夜、見知らぬ男が訪れ、1人の女の死を告げる。そして家族たちに質問を重ねていく。父親、娘、婚約者、母親と男は新たな事実を突きつけ、彼らの生き方を問いただす。女はどうして死んだのか…。予想もつかない展開となりラストの...

第218回例会 5月35日
(2025年7/29~7/31)

★5月35日というのは6月4日に起きた天安門事件の日のこと。北京にあるアダイとシウラムの暮らす民家。2人の老人は死を宣告され、心残りだった息子ジッジの30年前の不自然な死について向き合おうとする。2人は一世一代の目標を立てた。それは6月4日...

第217回例会 おんやりょう
(2025年6/4~6/6)

★地方の消防署の朝。隊員同士の農業談義から始まる。その間にも緊急出動要請が下りて来る。出動要請があれば駆けつけざるを得ない。不満をもらしつつ事務をこなす者、訓練に励む者、さぼろうとする者…。救急の現場は苛酷だが、それでも現場に立ち続け、命に...

第216回例会 獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち~
(2025年4/1~4/3)

★1945年8月下旬、八田元夫は世田谷の三好十郎宅に広島からやっとの思いでたどり着く。抱えてきた風呂敷包みの中には丸山定夫の骨壺があった。2人は言葉少なに名優を偲び、まずい酒を酌み交わす…。彼らは自分たちの意思で芝居をやり切った。今を生きる...

第215回例会 時をちぎれ
(2025年1/29~1/31)

★サプリメントの販売で急成長を遂げた嶺岡幕府商事。社長の義政と元妻の富子は無類の室町幕府好き。京都の本社を「室町御殿」、東京事務所を「鎌倉御殿」と名づけ、社長を「将軍」平社員を「奉公人」と呼ぶ徹底ぶり。ある日「参勤交代」と呼ぶ研修制度に1人...