★敗戦の年のクリスマス。進駐軍の将校クラブに母屋を接収され、離れに追いやられた五條伯爵家。天皇は人間になり、華族制度は廃止。路頭に迷って自殺を図る生活力のない当主の五條、戦犯裁判にかけられる弟、ヒロポン中毒の息子らの中で、女たちはたくましい。心に深く届く作品です。
| 日にち | 時間 |
|---|---|
| 1月14日(水) | 18:30~ |
| 1月15日(木) | 13:30~ |
| 1月16日(金) | 13:00~ |
作/斎藤憐 演出/丹野郁弓
出演/中地美佐子、千葉茂則、塩田泰久、岡本健一 他
会場:千葉市民会館

★ふね屋の一人娘おりんは高熱に倒れ、死の淵をさまようが命をとりとめる。その日からおりんには、この五人のお化けたちが見えるようになった。おりんと語らう中で、お化けたちが留まっている原因が分かってくる。ちょっとしたミュージカル仕立てと、宮部みゆき原作の楽しみな舞台。
| 日にち | 時間 |
|---|---|
| 4月22日(水) | 18:30~ |
| 4月23日(木) | 13:30~ |
| 4月24日(金) | 13:00~ |
原作/宮部みゆき 脚本/佃典彦 演出/松本祐子
出演/山本春美、渡会元之、上沢美咲、横澤寛美 他
会場:千葉市民会館

★各官庁・陸海軍・民間の30代若手のエリートが集められ開設された総力戦研究所は、内閣直轄の教育機関。舞台は戦後、元メンバーが、亡くなった仲間の妻が営む居酒屋に集まる所から物語は始まる。劇中劇という形で1人の人物を代わる代わる演じる演劇的仕掛けが見どころ。2022年読売演劇大賞で優秀作品賞受賞。
| 日にち | 時間 |
|---|---|
| 6月2日(火) | 18:30~ |
| 6月3日(水) | 13:30~ |
| 6月4日(木) | 13:00~ |
作/古川健 演出/日澤雄介
出演/浅井伸治、岡本篤、粟野史浩、黒沢あすか 他
会場:千葉市民会館

★30歳になる永井友子は大手出版社で女性誌の副編集長を任せられていた。友子の母は24年前、駅で友子を捨てたきり音信不通のままだった。「いい子であれば帰ってくる」を信じて優等生になった友子。戻ってこないことに心を蝕まれ、ついに母を探し出したのだが…。
| 日にち | 時間 |
|---|---|
| 7月27日(月) | 18:30~ |
| 7月28日(火) | 13:30~ |
| 7月29日(水) | 13:00~ |
作/浅田次郎 脚本・作詞/高橋亜子
音楽・作詞/田中和音・小澤時史
演出/本藤起久子 出演/秋本奈緒美、戸井勝海 他
会場:千葉市民会館

★戦後10年。沖縄北部の離島・伊江島。米軍の強制接収で家も土地も奪われた農民たちは、阿波根昇鴻を中心に、座り込みを中心に徹底した非暴力の抵抗運動を展開していた。一方、瀬永亀次郎は米軍からの圧力を受け、知事選で落選。瀬永は阿波根に「島ぐるみで団結すべき」と語る。真の平和が何かを問われる。
| 日にち | 時間 |
|---|---|
| 9月21日(月) | 13:30~ |
| 9月22日(火) | 13:00~ |
| 9月24日(水) | 18:30~ |
作/杉浦久幸 演出/鵜山仁
出演/佐々木愛、青木和宣、白幡大介、藤原章寛、他
会場:千葉市民会館


